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投資では先進国株式を検討した方がいい?

外国の株式とか難しそうで怖いとなってしまうのは自然な流れ。

ただ我々の生活は外国の企業によって支えられているという事実があり、外国の企業は意外と身近な存在である。

世界の株式の時価総額のうち日本株が占める割合は約8%しかないことを考えると株式割合のうち9割を外国株式で保有することが世界経済の成長に投資をするallocationとして妥当と考えらえる。

 

リーマンショック以降は世界的に資金が潤沢に供給され金利はずっと下落していた。

 

ちなみにリーマンショックとは、2008年9月15日にアメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻をきっかけに世界中で経済危機が連鎖した、この一連の流れのことをいう。つまり、これによって世界中の証券取引所において広範な銘柄の株価暴落を引き起こした。

ただこの株価暴落の後は回復していくことになる。その例がTOPIXであり以下のグラフを見れば明らかである。

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今後は債券から株式へのアセット・クラスの変更が今後続いていくと予想されている。

 

つまり、今後のトレンドとしては『債券→株式』であり注目すべきである。

 

 

では、新興国株式はどうか。イメージとしては高度成長期の時の日本の株式に投資するみたいなものである。リスクは高い。

インデックスとしては、MSCIエマージング・マーケットなどである。

新興国の例としては、ブリックス:BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)やビスタ:VISTA(ベトナムインドネシア南アフリカ・トルコ・アルゼンチン)などである。また、ゴールドマンサックスが提唱したのはネクスト11であり、ベトナム・韓国・インドネシア・フィリピン・バングラディッシュパキスタン・イラン・エジプト・トルコ・ナイジェリア・メキシコである。これらは鉱物資源が豊富であったり若年層の人口割合が大きかったりと今後の経済成長が期待できる国々である。

一般的にこれらの国は先進国と比較してカントリーリスク(政治的・経済的なリスク)が高い。なので価格の変動は大きい。もちろん逆に言えば、大きなリターンを得られる可能性も秘めているということである。

 

 

まとめると

外国株式には投資をした方がいいことは明らかではあるが、リスクを考えたときに先進国株式を選択するのが無難である

ということだ。