REITカテゴリーについて
REITについては軽く書いたところがある。
ここにも書いているがインデックスとしてはS&P先進国REITやJ-REITである。
Real Estate Investment Trust の略で不動産信託のことである。
多くの投資信託は投資家から集めた資金を株式や債券などで運用されているが、REITの場合不動産所得と運営に充てられ、不動産事業による賃貸料収入や不動産の売却益などが投資家に還元されるシステムになっている。
さらにREITが対象としている不動産は、オフィスビル、大型集合住宅、ホテル、物流センター、介護施設なども含まれる。
投資用マンションを購入するには通常1000万円以上が必要となるが、例えばJ-REITでは銘柄にはよるものの70万円以内くらいでも投資をすることができる。運用に関しては不動産のプロが行うので手間をかからないし、分散投資も可能である。
ただ注意も必要である。米国では、ネットでの通信販売やEコマースの発展により実際の商業店舗の不振を招いているため、ショッピングモール関連のREITは苦戦が強いられる可能性が出てきている。中国では不動産バブルの懸念も指摘されており、仮にバブルが崩壊したときには米国や日本のREITも影響を受ける可能性もある。
今後もう少しJ-REITについて勉強してみることにする。