COCO-RICO blog

Excel.統計.iDeCoを初めから学ぶ

IFS関数の基本

IFS関数

これは、複数の条件を設定することができる場合分けの関数のことである。

 

目次

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1 IFS関数について

2 論理式に合わない場合

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1 IFS関数について

これは

 

=IFS(論理式1,真の場合1,論理式2,真の場合2,・・・,論理式127,真の場合127)

 

で127個まで論理式を立てることができる。

 

例えば、下の表ですることにしてみる。

 

 

f:id:COCORICO:20200817222951p:plain


この表において、500より大きいものがA、200より大きいものがB、それ以下がC、とする。

このとき、C2に

=IFS(B2>500,"A",B2>200,"B",B2>=0,"C")

 と入力する。

 

f:id:COCORICO:20200817223626p:plain

 

そして、Enterを押して、フィルハンドルを下にドラッグすると

 

f:id:COCORICO:20200817223708p:plain


このようになる。

 

 

テクニックとしては、いずれの論理式にも合わない場合は

 

=IFS(B2>500,"A",B2>200,"B",TRUE,"C")

 

"TRUE"と記入してもよい。

 

2 論理式に合わない場合 

f:id:COCORICO:20200817224056p:plain

仮にこれでEnterを押してフィルハンドルを下にドラッグするとこうなる。

 

f:id:COCORICO:20200817224159p:plain

 

“#N/A”と表示される。

これは複数の論理式のいずれにも合わない値があるときである。