COCO-RICO blog

Excel.統計.iDeCoを初めから学ぶ

順位を求める関数 RANK関数

学校の成績の順位など1000人くらいのマンモス校で行うにはこれをすればいい。

ものすごく簡単で便利。

 

目次

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1 RANK関数について

2 同率順位を平均値で表示する

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1 RANK関数について

例えば15人のクラスの点数の順位をつけたいとする。

 

f:id:COCORICO:20200829174513p:plain
 

ここでRANK関数を使用する。

RANK関数は以下のように使用する。

 

=RANK.EQ(数値,参照,順序)

 

EQの場合は同じ値は最上位の順位になる。

平均値で表示したいときは後程説明する。

 

入力してみる。

f:id:COCORICO:20200829174611p:plain

 

そしてEnterを押してフィルハンドルを下にドラッグすると

 

f:id:COCORICO:20200829174648p:plain

 

となる。

 

ここで順序であるが、0と1がある。

0を入力した場合は降順である。つまり数値の大きい順。

1を入力した場合は昇順である。つまり数値の小さい順。

 

2 同率順位を平均値で表示する

同点の場合RANK.EQの時は上であったように75点の二人は8位表示される。

平均値で表示したい場合はこれを用いる

 

=RANK.AVG(数字,参照,順序)

 

を用いる。

f:id:COCORICO:20200829174741p:plain

 

これを先ほどと同様の操作をすると

f:id:COCORICO:20200829174809p:plain

 

となる。10.5や5.5など平均値で表示されることになる。